国史跡 妻木晩田(むきばんだ)遺跡は国立公園大山のふもと「晩田山(ばんだやま)」の、美保湾(日本海)を一望できる標高90~150mの丘陵に形成された弥生時代の大型遺跡です。この遺跡は、今から約1900年前から1700年くらい前の弥生時代に大きな集落が存在したということで注目を集めました。その大きさは東京ドーム約30個分にあたり、国内最大級のものとして全国ニュースでも大きく取り上げられました。
展示・体験施設「弥生の館むきばんだ」では、火おこしや勾玉づくりなどの弥生体験が、「はっくつ体感広場」では発掘体験もでき、子どもから大人まで楽しめます!
実際に竪穴式住居の中へ入ることもできます。竪穴式住居だけでも400棟以上、掘立柱建物跡も500棟以上も見つかり、当時の周りの規模から考えると、当遺跡を中心に一つのクニが作られていたのではないかとも考えられています。