植田正治写真美術館

生地である山陰の自然を舞台に、被写体をオブジェのように配置する独特の技法で多くの有名作品を残してきた写真家植田正治氏の作品を展示しています。植田正治氏は、鳥取県西伯郡境町(現境港市)出身。植田の独特な「演出写真」は写真誕生の地であるフランスで「Ueda-cho(植田調)」という言葉で広く紹介され、国内のみならず世界的にも評価の高い写真家です。

のどかな田園風景にぽつんと現れる外観は、植田正治氏のスタイルに見られる「無機質」さをそのまま表現したかのよう。眼前にそびえる大山そのものを建築意匠として取り入れるなど、周囲環境との調和も一見の価値あり!館内からは水面に映る“逆さ大山”が楽しめます。

入場料

大人 1000円/高校大学生 500円/小中学生 300円

鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3